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建築業者・設計事務所様

滋賀ホイストサービス 建築業者・設計事務所様

クレーン選びで失敗しないために
分かりやすくアドバイスいたします。

企画段階からご相談ください。建物の構想が出来上がってからでは、その空間に納まるクレーンのご提案しかできなくなります。階高が決まってしまってからでは、必要とする揚程が確保出来なくなる恐れがあります。新築のご計画である場合には、クレーンの容量だけではなく、揚程(吊り代)についても把握しなければなりません。階高が決まってしまった後にクレーンの揚程確保の為に階高を変更することは構造計算に影響し、主要構造部材の変更が必要となる可能性もあり、非常に大変な作業となります。

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天井クレーン設置で重要なポイント

天井クレーンを上架するタイミング

天井クレーンを上架するタイミング

トラス構造の梁にスレート屋根の時代には天井クレーンをラフタークレーンで上架する為に必要な上部の空間がありました。しかし、H形鋼と折板屋根の普及で屋根に勾配を付けなくてもロングスパンの建物が出来るようになった昨今では、屋根葺き前に上架しなければならない建物がほとんどです。クレーンメーカーへの発注はお済みでしょうか?天井クレーンは鉄骨建方完了直後の上架が必要です。特に3t以上のクレーンとなると設置の1ヶ月前に設置届の提出も必要であり、製作にも数ヶ月要します。鉄骨建方のスケジュールから逆算した上架計画が必要です。建設会社への一括発注であれば建設会社がスケジュールを管理してくれるので安心ですが、特に分離発注となる場合には搬入計画、上架計画など建設会社殿と綿密に打ち合わせをする必要となります。

天井クレーンの設計技術資料について

天井クレーンの設計技術資料について

特に3t以上のクレーンを設置するご計画の場合、建屋側に点検設備を設けていただく必要がございます。この点検設備の寸法はクレーンの種類によっても変わって参ります。特にダブルレール形天井クレーンの場合には、クレーンガーター上に点検歩廊を設ける為、歩廊上とホイスト上に必要とされる空間を確保する必要がございます。これらの必要空間を確保したときにはじめてレールの高さが決められます。是非、設計段階からご相談ください。設計に必要となる技術資料、構造計算に必要となるクレーンのガーター自重、最大車輪圧、ホイールベースが一目でわかるクレーンカタログがございます。
標準カタログ範囲のクレーンは全てCADデータが揃っていますので、お気軽にお問い合わせください。